【基本理念】
学生バスケットボールの
先駆けとしての誇りと責任を胸に。
主体性を育み、
チームの勝利に貢献し、
成長し続ける集団となる。
〈先駆者としての誇り、主体性〉
1921年の創部以来連綿と続く伝統を重んじ、誇りに思い、自らもそれを受け継ぐ者として切磋琢磨します。
私たちは、自らの目標を描き、その目標を達成するために何をすべきかを深く考え抜き、責任をもって挑戦し続けることで成長するチームです。
〈チームの勝利への貢献〉
私たちは、「もっとうまくなりたい」「もっと強くなりたい」「もっと勝ちたい」という気持ちを源泉に自分と厳しく向き合い、練習に本気で取り組み、日々努力を積み重ねていきます。
一人ひとりがチームへの貢献を胸に、自ら責任を感じ、補い合い、他を思いやり、やり遂げます。そしてチーム一丸となって勝利をつかみ取ります。
多様な価値観を受容し、仲間の力を引き出すフォロワーシップを発揮することでチームを活性化し、対話を通じて信頼関係を築いていきます。
チームとは運命共同体です。選手・スタッフ・支える人、皆が心を一つにした時に最大限の力が生まれ、さらに上にいくことができるのです。そこには、何ごとにも代えがたい楽しさと充実感があるのです。
〈成長し続ける集団〉
私たちは、未来の姿を描き、新しいことを学びながら持続的な自己進化によって、そこへ到達したいという意欲を持つことを大切にします。
この意欲を持ち続け、個性・能力に応じた精神的成長と技術的成長の両面を遂げられるかどうかが大切です。この両輪がチームを勝利に導くと信じます。
また、精神的な成長を遂げることで、やりがいや楽しさをいっそう見いだせるようになり、そして一人ひとりの成長がチームの成長につながっていくのです。
学生は大学卒業後、社会へ巣立つことになります。立教大学バスケットボール部を通じて、主体性を発揮し社会に貢献できる人材へ成長する、その確かな土台を学生の4年間で培える集団でありたいと考えています。
〈理念制定の背景〉
当部は1921年創部の本学最古の運動部の一つとして、本学運動部最多となる全日本総合選手権(オールジャパン)優勝7回、全日本学生選手権 大会(インカレ)優勝6回の輝かしい戦績をはじめ、日本代表監督・選手、協会会長職を輩出する、バスケットボール界屈指の伝統校です。
しかし、時が経ち価値観が大きく変化する中で、私たちが一番大切に するべきことは何か、あるべき姿はどういうものか、ということが曖昧になっているのではないかとの問題意識が生まれてきました。
このような背景から、2021年に創部100周年を迎えるにあたり、「立教大学バスケットボール部の伝統を継承し、次の新たな100年へ未来を切り拓いていく原点」、「普遍的な考え方」として、立教大学バスケットボール部チーム基本理念を策定するに至りました。
チーム名 | 立教大学バスケットボール部 |
創部 | 1921年 |
所属 | 関東大学バスケットボール連盟 |
主な成績 | 全日本総合選手権大会(オールジャパン)優勝7回 準優勝5回 |
全日本学生選手権大会 (インカレ)優勝6回 準優勝1回 | |
関東大学リーグ戦 優勝17回 準優勝6回 | |
完全制覇3回(オールジャパン・関東大学リーグ・関東選手権大会) 1952年 1955年 1962年 | |
オリンピック選手OB | 1936年 ベルリン 選 手:前田昌保、張利鎮 |
1956年 メルボルン コーチ:前田昌保 選 手:杉山武雄、斉藤博、荒井利一、紺野仁、東海林周太朗、奈良節雄 | |
1960年 ローマ コーチ:前田昌保 選 手:杉山武雄、斉藤博、東海林周太朗、金川英雄、奈良節雄、大島康邦 | |
1964年 東京 コーチ:斉藤博 選 手:奈良節雄、梅勝夫、海保宣生 | |
1972年 ミュンヘン コーチ:吉田正彦 選 手:服部信雄 | |
1976年 モントリオール 監 督:吉田正彦 | |
日本代表監督 | 三浦正:1965年 東海林周太朗:1966年 吉田正彦:1974~1976年 秋吉恒俊:1978~1979年 |
詳しい内容は下記年表よりご確認ください。